香りの芸術、フレデリックマルのアウトレイジャス。
2018年に日本に再上陸し、話題となったフレデリックマル。
フレデリック・マルによって選び抜かれた香りのエキスパートたちが、縛りのない自由な感性を最大限にいかし、その芸術作品は作られている。
今回はそんな数ある香水の一つ、アウトレイジャスについて。
(上の画像はトラベルスプレータイプ)
香りの構成は、
トップノート:ベルガモット、タンジェリン、グリーンアップル、シナモン
ベースノート:ムスク、アンブロキサン
とこのような感じ。
調香師は香りの女王、ソフィア・グロスマン。
ソフィア・グロスマンといえばカルバンクラインのエタニティや、ランコムのトレゾァなどの名香を手がけていて、これまで女性ものの香水を多く調香しているようです。
アウトレイジャスとの出会いはフルーツの要素が入った香水を探していた時、販売員の方に「フルーツが入っていて個性的な香り」と紹介されたのがきっかけ。
和訳で《常識外れ》なんて香水どんな香りなんだろうとドキドキしていたら、ムエットに吹きかけてもらった瞬間からフレッシュなアップルや柑橘系の香りが広がり、思ってたよりとっつきやすい出だし。
これはブラジルのお酒、カイピリーニャというカクテルにインスパイアされたそうで、この弾けるようなフレッシュで明るい香りはこのお酒をイメージしてるからかも。
カイピリーニャを飲んで陽気に踊ってる人々が目に浮かぶよう。
とてもいい香り!これが個性的なの?と思っていたら、後からシナモンのアクセントが出てきて、程よくスパイシーで一筋縄ではいかない雰囲気が出てくる。
ベースにムスクが入っていて、時間が経つと包み込まれるような柔らかな香りへ変化。
肌につけるとよく分かるのですが、時間が経つと甘さが出てきて、ついついもっと嗅ぎたくなるようなうっとりする香りへ。
第一印象は明るく陽気な感じなのに、セクシーな一面も持ち合わせていて、この二面性にどんどん魅了される…!
想像をいい意味で裏切ってくる
まさにアウトレイジャス
なんとも素敵な香りに出会えて嬉しい気分になりました!
今回購入したのは10mlサイズ。
色々試してみたい者としてはこのサイズがあるのはとてもありがたいです。
他には30ml、50ml、100mlがあるようですね。香りによってはサイズがないものもあるみたいなので要確認です。
こんな面白い香りがまだまだあると思うと…フレデリックマルの沼にハマりそう。
恐ろしい…!(嬉しい)