暑くても軽やかにグルマンを纏いたい!ラブドントビーシャイオーフレッシュ!
私は所謂グルマン系と言われる香りが大好きです。
グルマンとはフランス語で食いしん坊や食い道楽を意味する言葉で、その名の通り思わず食べたくなるような、甘くて美味しそうなスイーツや、砂糖たっぷりのお菓子をイメージさせる香調です。
バニラやチョコレート、キャラメルやキャンディのような甘い香りは、嗅げば忽ちとっても幸せな気持ちになります。
が、同時に好き嫌いが分かれやすい香調でもあり、ましてや湿度の高い日本の夏では付け方を間違えると大惨事になりかねない香りでもあります。
しかし季節が変わっても、ふとこういった甘い香りを纏いたくなる時があり、そんな時でも付けやすく優しい甘さで包み込んでくれる香水が、 キリアンのラブドントビーシャイオーフレッシュです。
Love by kilian don't be shy eau fraiche
キリアンならではのラグジュアリーさはそのままに、ボトルが他のキリアンのものと違い磨りガラスになっていて見かけも涼しげで素敵。
ゴールドのラベルやキャップとのコントラストも良いですね。
オリジナルのラブドントビーシャイをより爽やかにして限定で発売されたオーフレッシュですが、ラブの良いところと、爽やか系フレグランスの良いとこ取りをした香水で、まさにこれからの季節でも纏えるグルマンといえます!
オリジナルのラブはもちろん大好きなのですが、これからの時期にはオーフレッシュの甘爽やかさが重くなく綺麗に香ります。
香りの構成は、
トップ:ネロリ、プチグレン
ハート:シャクヤク、フリージア、ジャスミン
ベース:マシュマロ、ムスク
となっていて、調香師を担当したのはオリジナルのラブと同じくカリス・ベッカーが務めています。
こちらの香り、一言で言うととても柔らかいマシュマロノート!
一番強く出るのはやはりマシュマロで、ベースに一貫してムスクが存在。
ネロリのアロマティックな爽やかさに、甘めのフローラルが重なり合い、砂糖菓子のような甘さはあるものの、重さはまるで感じず包み込むように優しく香る。
オリジナルのラブとの違いは、ラブで主張するキャラメルやラブダナムがなく、コリアンダーやピンクペッパーのスパイシーさもないので、ガツンとしたインパクトはだいぶ抑えめになっているところ。
このインパクトはオリジナルのラブの良さですが、それをあえて控えめにし、高温多湿な日本でも軽やかに纏いやすく非常に使いやすい。
とはいってもオーフレッシュに仕上げてある オードパルファム なので、持続性はありしっかり香ります。
どの香水にも言えることですが、付けすぎや付ける場所には注意が必要。
しかし私にとって大好きなグルマン系香水であるキリアンのラブを纏いやすく仕上げてあるのはとても嬉しい…!
この夏も周りには配慮しつつ、甘い香りも楽しめていけたらと思います。
グルマン最高。